イシダアマオブネ
Nerita (Amphinerita) ishidae MASUDA
(アマオブネ超科アマオブネガイ科)

「アマオブネ」の仲間である。産出は比較的少なく、殻の模様が残っていることが多い。模様は現生種と同様に 変化に富んでいる。


(長径31mm)
一番変形の少ない標本である。模様は下の標本と違って少し明るい斑模様をしている。



(長径30mm)
礫混じりの石から見つかった。上の標本と比較すると、かなり変形していることが判る。



(長径34mm)
さらに変形が激しい。模様は、下の現生種のサンプルとよく似ている。



下記は現生のアマオブネの仲間(オオアマガイ)
大黒飯の標本と形や歯の形状、そして色模様も良く似ており、近縁種であると思われる。