二枚貝類(斧足類)     画像をクリックすると拡大写真を表示します。

アシラ
Acila(Truncacila) aff. yosidai

キララガイの仲間です。殻表面は分岐状の放射脈で刻まれます。

アシラ
Acila(Truncacila) sp.

同じキララガイの仲間ですが、上の種に比べて肋が繊細です。別の種と思われます。

アピオトリゴニア
Apiotrigonia obsoleta

小型の三角貝の仲間です。殻表には美しいV字型の模様が見られます。

イズマイア
Izumia trapezoidalis

大型で丸みをおびた三角形をしています。殻の表面には同心円状の成長線と、 それに交差して網目状に見える多数の細い線があります。
地元ではアフロディーナと呼ばれていますが、ここではイズマイアとしておきます。

エリフィラ
Eriphyla japonica

亜三角形で膨らみは小さく、殻表には細かな成長脈があります。

クリソコルス
Clisocolus japonica

やや大型の貝で、ボールのように膨らんだ独特の形をしています。

スフェノセラムス
Sphenoceramus hetonaianus

イノセラムスの仲間で重要な示準化石です。 北海道などではありふれた二枚貝ですが、和泉山脈東部ではどういうわけか産出が 少なくなります。

ナノナビス
Nanonavis splendens

ナノナビスの中でも大型の種です。左殻が右殻よりもやや大きく、装飾も左殻の方が強く現れます。 靭帯面には多数の細い溝があり、殻頂は前方に寄ります。やや小型のものをNanonavis awajianus としていましたが、大半はsplendensの幼殻と思われます。

ペリプロミア
Periplomya grandis

やや大型の二枚貝で横長の楕円形をしています。殻幅は薄く、殻表には不規則な成長輪脈があります。

ポートランディア
Portlandia(Cnestriella) sp.

やや長細い、ソデガイの仲間です。成長線と別の小肋が後方に向かい上から下へ成長線をよぎります。

ミクロネクテス
Micronectes bellaturus

殻は丸く、非常に小さな二枚貝です。殻表には成長脈がみられ、大きな耳があります。

レイオヌクラ
Leionucula azenotaniensis

亜三角形で小型の二枚貝です。殻表に同心円状のあらい成長脈がみられます。

不明種
PELECYPODA

エリフィラなどに比べるとやや長細い小型の二枚貝です。